littlekoskosのブログ

本ブログではFXをやっている方向けに少しでも有益となるような情報を記事にしていきます

FXではファンダメンタルズ分析も必須 ①

 

 

 

相場の変動要因として考えられているのが

ファンダメンタルズ要因とテクニカル要因に分けられます。

 

トレーダーの多くがテクニカル分析で相場を見ていると

言われています。

 

ファンダメンタル分析は知る必要があると思います。

経済の動向を知ることで長期的な相場を読むことが可能になります。

 

その中でテクニカル分析を利用してエントリーポイントを

見極めていくのです。

つまり、為替相場の動きは経済の流れと

認識してみてもいいと思います

 

 

 

ファンダメンタルズの内訳としては

経済指標、金利政策、要人発言

などが挙げられます。

 

今回の記事では経済指標の内容を

次回は金融政策、要人発言の2つの内容で

2部に分けてファンダメンタルズをみなさんに紹介していきます。

 

 

 

経済指標とは?

 

各国の政府や経済関連の中央省庁、中央銀行が発表している

「経済に関する統計」と言えます。

 

 

重要な経済指標をピックアップしましたので

初心者の方はまずはこれを覚えるようにしてください。

 

 

米雇用統計

 

アメリカに関する経済指標です。

全部で10数項目の発表があり

毎月第一金曜日の21:30(夏)、22:30(冬)に発表されます。

 

その指標の中でも注目されているのが

「非農業部門雇用者数」「失業率」です。

 

 

非農業部門雇用者数とは、農業以外の事業所の給料支払い名簿に

記載されている人数(NFP)と言われています。

先月と比較してどれくらいの人数の増減があったのかで示さます。

 

 

失業率とは、労働人口に占める失業者数の割合を表した

数値です。

 

失業率 = 失業者数 ÷ 労働力人口 × 100

 

労働人口は15才以上の仕事をしている人と

仕事はしていないが就職活動を行なっている人の合計です。

 

失業者数は働きたいと考えているのだが

思ったように仕事につくことができない人のことを言います。

 

 

失業率の高さは、仕事がないということを表していますので

その国の経済は安定していないと判断され

その国の通貨が売られる原因になるんですね!

 

 

 

各証券会社の経済指標のページには

事前に経済アナリストが今回の経済指標の結果を

事前に予想しています。

 

為替相場ではその予想が市場に織込み済みとなっており

その発表された数値が非常に良くても予想数値の方がはるかに良い

と予想されているのならば

失望の売りとして売りが多くなってしまう。

 

逆に発表された数値がそんなに良くなくても

予想された数値が低かった場合は

会が多くなると思っていてください。

 

 

 

GDP(国内総生産)

 

一定期間内に国内で生み出された付加価値の総額を言います。

その国の経済基盤を表しているんですね!

 

付加価値とは、出来上がった商品の価格から

材料費など生産するうえでかかった費用を差し引いたもので

元はバラバラだった原材料がモノやサービスとして

完成したことでついた価値の部分をさしています。

 

前回と比較して何%増減したのかで

その国の景気を示す判断材料となります。

 

 

 

小売売上高

 

国内で販売されている商品の売上した金額の合計を言います。

百貨店、やコンビニをはじめとする

小売業者の売上額をまとめた指標で

これは各国でも発表されています。 

 

僕たち消費者が商品を購入する為に、

どれだけ多くのお金を使っているのかがわかるため

その国の経済を知るうえで重要な指標になるんですね!

 

 

 

鉱工業生産

 

アメリカ内の地下資源の採掘と採掘した資源を加工する製品製造の内

鉱業と製造業、公共事業部の生産を合わせた鉱業部門の生産動向を

指数化したものを言います。

 

その為、農業、建設、サービス業は含まれていませんので

注意してくださいね!

 

アメリカ経済がどの程度成長しているのかを知る為にも

欠かすことのできない指標の1つで

製造業部門の生産動向を指標化したものです。

 

 

 

各種景況感指数

 

消費者やアナリストに現在の経済や今後の景気の動向について

聞き取り調査やアンケートを行って集計し

その結果を数値化した経済指標です。

 

その中身を紹介しますね!

 

ZEW景況感指数

ドイツで毎月発表されています。

数値がプラスのときは景気を楽観視している

アナリストの方が多く、数値がマイナスのときは

景気が後退していると見ているアナリストのほうが多いことを意味します。

 

IFO景況感指数

同じくドイツで発表されている指標です。

数値が100未満だとと1991年よりも景気が悪いと見られており、

逆に100以上だと1991年よりも景気が良いことを意味しています。

 

米国消費者信頼感指数

米国の民間の調査機関であるカンファレンス・ボードが

毎月公表する消費者信頼感指数です。

1985年時点を基準値=100とし、数値が100未満だと1985年よりも

景気が悪いと見られており、逆に100以上だと1985年よりも

景気が良いことを意味しています。

 

ミシガン大消費者信頼感指数

米国ミシガン大学が毎月公表する消費者信頼感指数です。1966年時点を基準値=100とし、数値が100未満だと1966年よりも景気が悪いと見られており、逆に100以上だと1966年よりも景気が良いことを意味しています。