littlekoskosのブログ

本ブログではFXをやっている方向けに少しでも有益となるような情報を記事にしていきます

FXではファンダメンタルズ分析も必須

次回に続き今回はファンダメンタルズ分析の

政策金利、要人発言について紹介していきます。

 

前回は経済指標について紹介しましたが

少し専門用語も多い為

難しいと思われたかもしれませんね

 

 

まずは雇用と受けの時に実際にチャートと

指標予想と結果を比較して自分なりに色々考えてみてください!

 

 

それでは早速本題に入っていきますね

 

 

 

政策金利

 

中央銀行が行う金融面からの経済政策のことを言います。

為替相場ではその政策金利の調整が大きく注目されているんです。

 

国内の景気状態が過熱している場合

金利を引き上げます(利上げ)

利上げが行われると、各種ローンの金利も引き上げられます。

その結果、消費者がローンを組んで車や家などを購入しにくくなり

消費欲を抑制し、消費を緩やかにしていく目的でおこなわれます。

 

反対に景気が後退していっている場合

金利を引き下げます(利下げ)

利下げが行われると車や家をローンで購入しやすくなります。

その結果、消費活動が活発になるのです。

 

 

日本の金利が他国と比較して高い場合、日本の国債を買ったり

日本の銀行に預金する外国の投資家がいると考えられ円高方向へ動く。

反対に金利が低い場合円安になりやすい。

 

 

 

要人発言

 

為替相場を動かす要因の一つにこの要人発言があります。

 

これは各国の大統領や首相などの国のお偉いさんが

経済や為替に関する発言を行った時に相場が動くといったものになります。

ただ一概に発言したからといって確実に動くわけではないので

そこは注意するようにしてください。

 

 

例えば日本であれば、首相はもちろん、財務大臣日銀総裁の発言が特に注目され、市場への影響力が高いと言われます。この他にも、経済産業大臣の発言も注目されることがあります。また、日銀の副総裁の発言が為替相場に大きな影響を与えることもあるので、注意が必要です。

 

 

 

多数存在する要人発言ですが

特に影響力のある人はアメリカの要人発言です。

大統領をはじめとするFRB総裁、財務大臣の発言は

為替相場に多大なる影響を及ぼし、その影響はその後も続くことも珍しくありません。

 

 

要人発言のタイミングは実は把握できない物も存在しています。

と言うのも各FX会社が経済指標発表のスケジュール表に

要人発言の時間帯を記載していることもありますが

記載されていないものもあるからです。

 

印象に残っているのは

トランプ大統領Twitterによるツイート内容です。

過去の大統領の中でSNSを利用する大統領は

初めてと言われています。

 

このツイートはこの時間に投稿すると言うことを前もって

知らされていない状態なのです。

 

相場だけを見つめていてある瞬間急に相場にボラが出たとします

そしたらツイッタートランプ大統領がツイートしていた

なんてこともありました。

 

投稿の例として

ロシアに対し「ミサイルが来る」や

アメリカとロシアの関係は冷戦時代を含め史上最悪」

などの発言をしたことでアメリカとロシアの緊張関係に不安を覚えた

投資家によるリスク回避資産である円を買うようになり

円高へと進んでいきました。

 

 

前もってこの時間帯に要人発言があると把握している場合は

相場参加者がどのような発言があるのかと言うのを

前もって考えておく必要があります。

 

そして、どのような発言を相場参加者が期待し望んでいるのかも

考えないといけないです。

 

例えば利上げ発言が期待されているとします。

しかし、実際に要人発言があった際、そのような

利上げの要素が全くなかった場合その国の通貨が売られたりします。

(失望売り)

 

 

初心者の方にとってこの要人発言をもとにトレードするのは

控えるべきで静観していた方が良いと思います。

 

やはり要人発言のタイミングというのは読めないことがほとんどです。

 

それでもトレードしたいという場合は

市場の期待がどのようにされているか

しっかりとしたシナリオを立てながら

取引していくようにしていきましょう。