littlekoskosのブログ

本ブログではFXをやっている方向けに少しでも有益となるような情報を記事にしていきます

FXのアノマリーとは

昨日、金曜ロードショーで「天空の城ラピュタ

が放送されていたので今回の記事を作成しようと思いました!

 

えっ? なんの関係があるの??

 

そう思われた方もおられるんではないでしょうか?

 

今回はアノマリーとはなんぞや

といったところから説明していきます。

 

 

 

アノマリーとは

 

ある法則や理論からみて以上(例外)、または説明できない事象

 

はっきりとした合理的な説明ができない相場の動きのこと

 

と言われています。

 

 

 

そこで昨日の金曜ロードショーでのジブリに繋がるのです。

 

 

理由がよくわかっていないのに

そんな根拠で取引していいのか

トレードを続けている方なら少しは感じてしまうかもしれませんね!

 

 

しかし、相場は市場に参加している人の

相場心理で値動きは成り立っています。

 

いくら根拠が明確でないにしろ

相場参加者が全員買いと思えば相場は買いに動くのです。

 

 

 

それでは実際にどのようなアノマリーが存在するのか

見ていきましょう!

 

 

ジブリアノマリー

 

金曜日の夜に行われる、金曜ロードショー

ジブリ作品が放送されると相場が荒れるといったものです。

 

また雇用統計の日が重なった場合は

高確率で下落するといったことがあります。

 

2010年から2013年の間に

金曜ロードショージブリと雇用統計が重なった日は

11回あり、そのうち下落に転じたのは10回という

恐ろしい高確率なのです。

 

この金曜ロードショーは日本限定ですが

世界中の人が参加している為替相場に影響を及ぼすのです。

 

 

 

ゴトー日のドル買い

 

5と10がつく日にちは

東京タイム中値にかけてドル円が上昇しやすいといったものです。

中値:9時55分

 

名前の由来は

5と10=ゴ=トー

数え方でそう呼ばれているんですね!

 

国内の輸入企業は貿易で得たドルの利益を日本円に

変えないといけませんよね

 

その決算日として多いのがこの5日と10日なのです。

 

そのため、金融機関が保持しているドルが普段よりも不足することになってしまい

ドルを買うのです。

 

中値に向けてドル高、円安方向に振れていくのです!

 

9時55分を過ぎ10時を回ると今度は

下落しやすい傾向にもあります。

 

 

月毎によるアノマリー

 

1月

その一年のトレンドを決める月と言われています。

例えば、上昇トレンドだったらこの一年間は上昇トレンドかもしれない。

といった感じです。

順張りでせめていくのがいいですね!

 

 

2月

ドル円は下落しやすい傾向にあります。

2月の上旬が上昇だったら下旬は下落というように

調整局面に入ります。

 

 

3月

日本の企業は3月での決済が多いため、決算期になります。

利益として保有しているドルの通貨を

日本円に交換する必要があります。

このことをリパトリエーションと言います!

 

 

4月

日本の企業は4月から新年度となり

外国の通貨に投資していきます。それによって円安ドル高方向へいきます。

 

また、みなさんお待ちかねのゴールデンウィークがありますね!

外国に行かれる方も多いと思います。

その為、円を売って外資を買う必要がありますよね!

海外旅行者によっても円安ドル高方向へ動きます。

 

 

5月

相場の転換部分となることがあります。

その為ドル円は下落傾向にあります。

 

相場の格言で

5月に株はって、9月まで戻ってくるな」といったものがあるみたいです。

 

 

6月

この月は企業の第1四半期になります。

その為先ほど説明した、リパトリが起こります。

 

年末に行われるリパトリと比較すると少ないかもしれませんが

少しは意識しておきたいところですね!

 

 

7月

「サマーラリー」と呼ばれるものがあります。

これは株価が上昇しやすいといったアノマリーの一つです。

その為、ドル円は上昇しやすいです。

 

 

 

8月

日本ではお盆休みがあります。

相場での大きな値動きは期待できないでしょう。

また、夏休みを迎えるファンドも多い為

相場があまり動かなくなるような時期でもあります。

 

長期休暇での為替変動リスクを抑える為

ドル売り円買いの予約注文がされやすい為

どちらかというと、下落相場になりやすいです。

 

 

9月

日本の企業の第2四半期が行われます。

その為、リパトリエーションがあり円高傾向にあります。

 

「秋の大相場」というアノマリーからも

相場が大きく動き出します。

その為、このトレンドは翌月にまで続くことが多いです。

 

急な値動きの変動には注意してくださいね!

 

 

10月

この月は、米株が安値をつけやすいといった

アノマリーが存在します。

その為、ドル円でも最安値をつけ安い傾向になります。

 

日本では、「黒田バズーカ」と言われるものや

海外では、世界恐慌の発端となった「ブラックマンデー

他には、「ブラックマンデー

これらの大暴落は10月に起こっていますので、ロングポジション保有には

気をつけたいところです。

 

 

 

11月

9月、10月で発生したトレンドにも終焉を迎えます。

スイイングポジションを保有している人は

ここで決済するのもいいかもしれませんね!

 

 

12月

国内の企業では第3四半期がくるのでリパトリの動きで円高になりやすいのですが

海外では年度決済になっている為、国内と比較しても海外の方が大きい為

ドルが買われやすく、円が売られやすい為、ドル高円安方向へ向かいます。

 

 

 

まとめ

 

紹介したアノマリー以外にも他にもたくさんございますが

またご自身で検索して見てみてくださいね!

 

結構面白いものがいっぱいです。

 

それとアノマリーはあくまでこうなりやすいといっただけで

絶対にこうなるといったことはありません。

 

その為、自分がトレードする上での

何か追加1つの根拠として思ってもらっていいかもしれませんね!